2018/09/11 02:58
「ゲイシャ」という種類のコーヒーをご存知でしょうか。
1930年代にアフリカはエチオピアのゲシャ村で発見されたコーヒーで、今ではパナマのエスメラルダ農園のモノが有名ですね。2004年のコーヒーの国際品評会「ベスト・オブ・パナマ」で落札最高額の世界記録を更新して優勝。他にも「SCAAカッピングパビリオン」「レインフォーレスト・アライアンス・カッピング・フォー・クォリティ」などの品評会で1位を獲得しています。
今回ご紹介するのはそのエスメラルダ農園のゲイシャではなく、原産国であるエチオピアで栽培されているゲイシャです。

栽培しているのはエチオピアのグジ地域にあるゲレナ農園で、精選方法はナチュラルですので大変香り良くフルーティな味わいです。ふわりと優しい後味がいつまでも口に残る美味しいコーヒーです。
このナチュラル精選方法というのは、収穫したコーヒーの実をそのまま乾燥させ、寝かせた後に果肉を脱穀しコーヒー豆にするという方法です。そのため個々の豆の品質の均一性にはバラつきが出ますが、生豆のままでもドライフルーツの様ないい香りがします。更に焙煎後抽出したコーヒーの液体も独特の香りを伴い、豆本来の味を味わう事が出来る、近年コーヒーマニアの間でも人気の精選方法による豆です。
もちろん「ゲイシャだから。」「美味しいコーヒーだから。」というのもこのコーヒーをご紹介したい理由の1つですが、それだけではありません。
エチオピアという国はイエメンとともにコーヒー発祥の地であるという説のある国です。そしてこの両国のコーヒーは「コーヒーは決して苦い飲み物ではない」ということを痛切に感じさせてくれるコーヒーが多いのです。
モカ・シダモ、モカ・ハラー、モカ・イルガチャフェ、モカ・マタリ等々…産地の数だけ個性もあるコーヒー達(基本、エチオピア・イエメンのコーヒーはモカ・コーヒーといいます)。しかしどれ一つとして「苦い」コーヒーは無いのではないかと思えます。
芳醇な果実を思わせるフルーティなアロマ。
時に甘く香り、時に爽やかに鼻を抜けていくフレーバー。
透明感のある鮮烈で優しい酸味と相まって、まさに「香りを飲むコーヒー」です。
そんなコーヒー発祥の地を原産とする「エチオピア ゲイシャ ナチュラル」もやはり、コーヒーを飲み慣れた人でも初めて飲んだなら思わず溜息の出る様な果実感たっぷりのフルーティなフレーバーと、みずみずしくも甘いボディを惜しげも無く口いっぱいに感じさせてくれます。
